横山武史騎手のエフフォーリアが勝利しました。
エフフォーリアにとってG1での勝利は「皐月賞」に続く2勝目となりました。
このことに関する記事が『スポニチアネックス』に掲載されていたので以下で紹介します。
伝統の中距離王決定戦「第164回天皇賞・秋」(G1、芝2000メートル)は
31日、東京競馬場で行われ、
3番人気今年の皐月賞馬エフフォーリア(牡3=鹿戸)が
古馬との初対戦を制し、G1・2勝目。
3歳馬として19年ぶり4頭目の盾獲りを果たした。
鞍上の横山武史騎手(22)は
2週連続のG1制覇で同レース史上初の親子3代制覇を成し遂げた。
なお、1番人気のコントレイル(牡4=矢作)は2着、
2番人気のグランアレグリア(牝5=藤沢和)は3着に入った。
勝ったエフフォーリアは
父エピファネイア、母ケイティーズハート(母の父ハーツクライ)の血統。
通算成績は6戦5勝。
G1は皐月賞(中山・芝2000メートル)に続く2勝目で、重賞は3勝目。
前走・日本ダービー(G1、東京・芝2400メートル)で
ハナ差の2着となり初黒星を喫したが、
古馬との初対戦となった“大一番”を制し、
2002年シンボリクリスエス以来19年ぶり4頭目の3歳馬Vを達成した。
なお、キャリア6戦目でのJRA“古馬G1”優勝は、
グレード制を導入した1984年以降の最少キャリアタイ記録となった。
鞍上の横山武は
先週の菊花賞(タイトルホルダー)に続く2週連続のG1制覇。
初挑戦となった天皇賞・秋を制しG1通算3勝目。
同レースは父・横山典弘騎手が2009年カンパニーに騎乗し優勝、
祖父・横山富雄も騎手として1969年メジロタイヨウで制しており、
史上初の親子3代制覇を果たした。
管理する鹿戸師は、
今年の皐月賞(エフフォーリア)以来となるG1通算3勝目。
天皇賞・秋は初優勝を飾った。
▼横山武史騎手
ダービーのこともあったんで、初めてうれし泣きしました。
2週連続勝たせてもらったということは、
タイトルホルダーとエフフォーリアどちらもいい馬ですし、
何よりこんないい馬を任せて下さったオーナーさんや
関係者みんなに感謝しています。
親子3代で勝つということは
本当になかなか出来ることではないと思っているので
達成できて良かったです。
▽天皇賞
1905年(明38)創設のエンペラーズカップが前身。
37年(昭12)に帝室御賞典競走として
春秋2回開催となり第1回を東京で施行。
47年秋「天皇賞」に改称。
84年グレード制導入を機に秋は芝3200メートルから2000メートルへ。
横山武騎手はこれまで横山典騎手の息子として扱われてきました。
当然それはこれからも変わらないでしょう。
しかしながら、
武豊騎手が武邦彦元騎手の息子という扱いから、
武豊という1人の騎手として世間から扱わられるよう変わっていったように、
横山武騎手はそうなっていくことに期待を持てるものがあります。
横山武騎手なら父を超えて本物の騎手への進化を遂げてくれるはずです。