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自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
『たった1つの図でわかる! 図解経済学入門』 高橋洋一



今回は高橋洋一著
『たった1つの図でわかる! 図解経済学入門』
について書いていきたいと思います。


内容
「えっ、本当にこれだけでいいの! ?」

たった1枚の図を読み解くだけで、
世の中で起こっている経済のあれこれがわかる!!

たとえば……
・「モノの値段」はどう決まる?
・「値段が上がったね、嫌だね」だけで終わらせない
などの、身近なことから、
・「お金の政策」いったい、何をどうしているのか
・「マイナス金利」「TPP」「消費税増税」をどうとらえるか
などの、もっと広い範囲まで
「たった1枚の図」を使って本書では読み解いていきます。

・経済の素人が経済をきちんと理解できること
・理解したうえで、マスコミや学者、政治家の言葉に惑わされず、
自分の頭で考えられるようになること
この2点が本書の目標です。

最初から内容を削ることを目的としていたわけではなく、
この2つの目的を満たすために、
経済の入門書に本当に必要な知識は何かと考えた結果、
自然と行き着いたのが本書なのです。


感想
経済学という学問は歴史も古く、範囲も広く、
新たに学ぼうとする人にとっては
どこから手を付ければよいのか分からない代物だと言えます。

もちろんこれが学校で学ぶとなれば、
専門の先生が居て、決められたテキストがあるわけですが、
そうでなければ学び始めるのがなかなか難しい学問だと言えるでしょう。

そんな初学者の方におススメしたいのがこの1冊です。

「「経済を理解する」というと、
どこから手をつけていいかすら、
さっぱりわからないという人も多いことだろう。
だが、こと 私たちの暮らしに関する経済を理解するのに必要なのは、
つまるところ「物価変動」と「経済政策」だけであり、
それは「需要と供給の図」一つで説明 できるのだ。」
(本文中からの引用)

図がたくさん使われていて分かりやすいのと、
著者である高橋洋一氏が
範囲が広い経済学の中から
重要と思われる箇所を絞ってくれていますので、
初学者にとっても取っつきやすい1冊なのではないかと思います。

もちろんこの1冊で経済学を網羅しているわけではありませんが、
そもそもがそんなことは無理に近いので、
無理はせずこういった1冊からコツコツと学んでいくのが吉でしょう。
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