鞍上はクリストフ・ルメール騎手が務めるそうです。
このことに関する記事が『スポーツ報知』に掲載されていたので以下で紹介します。
凱旋門賞で7着に終わった
クロノジェネシス(牝5歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父バゴ)は
有馬記念・G1(12月26日、中山競馬場・芝2500メートル)を最後に
引退することが決定した。
2走前の宝塚記念で勝利に導いた
クリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=が騎乗する。
馬主のサンデーサラブレッドクラブが5日、発表した。
同馬は2018年夏にデビューし、19年の秋華賞でG1初制覇。
20年の宝塚記念と有馬記念、今年の宝塚記念を制し、
スピードシンボリ、グラスワンダーに次ぐ史上3頭目、
牝馬では初のグランプリ3連覇を達成した。
今回の有馬記念も連覇を決めれば、
史上初のグランプリレース4連覇となる。
コンビを組むルメールは
ハーツクライでディープインパクトを撃破した2005年、
サトノダイヤモンドで制した2016年の有馬記念2勝を挙げる。
デビュー時からクロノジェネシスに騎乗してきた
北村友一騎手=栗東・フリー=が落馬負傷したため
2走前の宝塚記念で初コンビを組み、
2馬身半差の完勝で4回目のG1制覇に導いた。
極度の道悪に苦しんで7着だった前走の仏G1・凱旋門賞の後は
日本に戻り、現在は滋賀の外厩施設・ノーザンファームしがらきで調整中。
有終の美に向け、着々と準備は進んでいる。
現役最強牝馬はどの馬かという話になった時、
クロノジェネシスの名前を挙げる人は多いでしょう。
それくらい魅力的な走りをする馬であります。
これくらい強い牝馬が「有馬記念」をラストランとするというと、
最近でいえばリスグラシューのことを思い出します。
リスグラシューはこのラストランを勝利で飾りましたが、
果たしてクロノジェネシスはどうなるのか、今から楽しみであります。