女性騎手としては初めてとなる地方競馬通算1000勝を達成しました。
このことに関する記事が『日刊スポーツ』に掲載されていたので以下で紹介します。
名古屋競馬所属の宮下瞳騎手(44=竹口)が、
18日の名古屋2Rをリアルスピードで勝利し、
日本の女性騎手として初の地方競馬通算1000勝を達成した。
前日17日の名古屋競馬で2勝を挙げて通算999勝とし、
この日の1鞍目で到達。
95年10月22日のデビューから数えて、
地方競馬通算1万1439戦目だった。
前人未踏の記録達成に宮下騎手は
「ほっとしました。本当にうれしいです。
これほどみんなが一緒に喜んでくれるとは思ってなかったので
それがまたすごくうれしかったです。
本当に夢のような数字というか、
まだ達成感とか実感はないです」と笑顔で話した。
結婚、妊娠を機に、
10年を最後に1度は騎手を引退したが、16年に復帰。
5年のブランクがありながら、
その騎乗は円熟味を増し、昨年は年間105勝。
女性騎手として初めて年間100勝を達成していた。
ちなみに、JRAには現在、
藤田菜七子騎手(24=根本)、
永島まなみ騎手(19=高橋康)、
古川奈穂騎手(21=矢作)と3人の女性騎手が在籍。
藤田騎手の149勝(うち地方10勝=17日現在)が
JRA女性騎手の最多勝利記録となっている。
記事にもあるように、JRAでも女性騎手は増えつつあります。
宮下騎手と同じ地方競馬に目を転じると、
園田で佐々木世麗騎手という女性騎手が大変な活躍を見せていますし、
競馬界に限った話ではありませんが、改めて女性の力を感じます。
しかしながらまだまだ競馬界は男社会ですので、
これからも女性が躍進する潮流は続くでしょうし、
それはより大きなものになっていくことでしょう。