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自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
有終の美を飾る―グランアレグリアが「マイルCS」連覇
11月21日、GI「マイルチャンピオンシップ」が行われ、
ルメール騎手騎乗のグランアレグリアが勝利しました。

グランアレグリアはGI6勝目で史上6頭目となる連覇を達成しました。


このことに関する記事が『サンケイスポーツ』に掲載されていたので以下で紹介します。

マイルCSが21日、阪神競馬場で16頭によって争われ、
ルメール騎乗で1番人気のグランアレグリアが大外一気を決め、
GI6勝目で史上6頭目の連覇を達成。
世代交代を狙った3歳勢に強さを示し、有終の美を飾った。
2着は2番人気のシュネルマイスター、
3着に5番人気のダノンザキッドが入った。

マイル界に君臨してきた女王は最後まで強かった。
世代交代を許さず、史上6頭目の連覇を達成。
GI6勝目で有終の美を飾ったグランアレグリアに、
場内から大歓声ならぬ、大きな拍手が降り注ぐ。
拳を突き上げて応えたルメール騎手は笑顔で振り返った。

「うれしいですね。
ラストランで本当のグランアレグリアを見せたかった。
素晴らしい走りを見せてくれた。
マイルでは一番強かったです」

先行策で3着に敗れた天皇賞・秋から一転し、
中団後方でじっくり構えて脚をためた。
勝負どころから徐々にエンジンをふかし、
最後の直線は馬場状態のいい大外へ。
メンバー最速の上がり3ハロン32秒7と極上の切れ味で突き抜け、
内から伸びてきた3歳マイル王シュネルマイスターを
3/4馬身差で封じた。
芝1600メートルのJRA・GI5勝目は
並んでいたウオッカを上回る歴代最多だ。

鞍上はいつも以上に勝利にこだわった。
これまで多くの管理馬の手綱を託してくれた藤沢和調教師が、
来年2月で定年を迎える。
「日本に来てから藤沢先生にはたくさんサポートしていただいた。
たぶん、GIのラストチャンスだったので、
彼にGI(タイトル)をあげたかった」。
昨年2月のフェブラリーS以来に再開した場内インタビューで
秘めていた思いを明かし、
師とのコンビでのGI通算10勝目に安堵の表情を見せた。

名手を笑顔で出迎えた藤沢和調教師は、
このレース6勝目で自身の持つ記録を塗り替えるJRA・GI通算34勝目。
「無事に終了してくれてひと安心です。
最後まで緊張させてもらって感謝です。
2歳から5歳の最後まで気持ちを切らさずに一生懸命走ってくれて、
ご苦労さんといいたい」と、柔和なまなざしでねぎらった。

名伯楽が
「すてきなお母さんになってくれると思うので、楽しみにしています」と
新たな馬生に太鼓判を押せば、
ルメール騎手は
「ゆっくり休んでください。
いい赤ちゃんを産んで、またあなたの子供にも乗りたい」と
未来に思いをはせた。

あとは任せたわよ-。
強いと評される3歳勢の挑戦をあっさり退けた最強マイラーが、
さっそうとターフに別れを告げた。

■グランアレグリア…
父ディープインパクト、母タピッツフライ、母の父タピット。
鹿毛の牝5歳。
美浦・藤沢和雄厩舎所属。
北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。
馬主は(有)サンデーレーシング。
戦績15戦9勝。獲得賞金10億7381万3000円。
重賞は2018年GIIIサウジアラビアRC、
19年GI桜花賞、GII阪神C、
20年GI安田記念、GIスプリンターズS、GIマイルCS、
21年GIヴィクトリアマイルに次いで8勝目。
マイルCSは藤沢和雄調教師が
1993年シンコウラブリイ、97、98年タイキシャトル、
2001年ゼンノエルシド、20年グランアレグリアに次いで6勝目、
クリストフ・ルメール騎手は2020年グランアレグリアに次いで2勝目。
馬名は「大歓声(スペイン語)」。

◆通算1500勝 
クリストフ・ルメール騎手(42)=栗・フリー=は
21日、阪神11Rをグランアレグリアで勝ち、
史上19人目、現役9人目のJRA通算1500勝を達成。
7048戦目での到達は、武豊騎手の7875戦を上回る史上最少。
ルメール騎手は
「一番うれしいのは、藤沢先生の馬で記録が達成できたことです。
豊さんの記録はまだまだ遠いですが、
毎レース、一生懸命頑張ります」と語った
。武豊騎手(77勝)に次ぐJRA・GI通算40勝も達成し、
重賞は同123勝。

◆売り上げ、入場者数 
マイルCSの売り上げは
177億3160万2200円で前年比100・5%と微増。
入場者数は5951人(うち有料入場5520人)だった。

★レースアラカルト

●連覇 
ニホンピロウイナー、ダイタクヘリオス、タイキシャトル、
デュランダル、ダイワメジャーに続く、14年ぶり6頭目。
牝馬では史上初。

●同一調教師&騎手でのJRA・GI勝利 
藤沢和師とルメール騎手のタッグで10勝目。
池江泰郎元調教師&武豊騎手の12勝に次ぐ歴代2位。

●10億円突破 
JRA獲得賞金(本賞金+付加賞)が
10億7381万3000円となり、歴代13位。
1位はキタサンブラックの18億7684万3000円。

●サンデーレーシング 2年連続3勝目。

●ノーザンファーム 4年連続7勝目。

●払戻金 ワイド190円、馬単540円はレース史上最低配当。



見事に有終の美を飾る走りでした。

1600m以下で見せるグランアレグリアの走りは、
他の馬が追いつけないないなと思わせる凄さがありましたね。

今後は繁殖入りするということですが、
その走りを子供たちがいかに受け継いでいけるかに注目が集まります。






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