今回は『そして、バトンは渡された』について書いていきたいと思います。
内容
血のつながらない親の間をリレーされ、
これまで4回も名字が変わった優子。
現在は料理上手な義理の父・森宮さんと2人で暮らす彼女は、
将来のことや友だちのことなど様々な悩みを抱えながら、
卒業式にピアノで演奏する「旅立ちの日に」を
猛特訓する日々を送っていた。
一方、夫を何度も変えながら自由奔放に生きる梨花は、
泣き虫な娘みぃたんに精いっぱいの愛情を注いでいたが、
ある日突然、娘を残して姿を消してしまう。
感想
人と人との繋がり、そして親子の絆というものに涙させられる1作です。
まさにバトンを渡すかのように、
血のつながらない親の間をリレーされた優子は、
そんな境遇にあったのにも関わらずグレることもなく、
誰にも優しい女性に成長していきます。
これは、一見すれば奔放に生きているように見える梨花の存在、
そして梨花からの愛があったればこその成長であったと言えます。
これはどの親子関係にも言えることでしょうが、
親の存在が子を変えたわけです。
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