アメリカのアカデミー賞の4部門にノミネートされました。
作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の4部門で、
作品賞にノミネートされたのは日本作品としては初めてとなります。
このことに関する記事が『毎日新聞』に掲載されていたので以下で紹介します。
米映画界最高の栄誉とされる
第94回アカデミー賞(映画芸術科学アカデミー主催)の候補が
8日に発表された。
濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が
最高峰の作品賞、
監督賞、
脚色賞、
国際長編映画賞(旧外国語映画賞)の4部門にノミネートされた。
日本作品が作品賞にノミネートされたのは初めて。
受賞すれば、
英語以外の作品としては
韓国映画「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)以来
2年ぶり2回目の快挙となる。
また、日本作品の監督賞ノミネートは
黒沢明監督の「乱」以来36年ぶり、
脚色賞は初めてで、受賞すればいずれも初。
国際長編映画賞でのノミネートは
「万引き家族」(是枝裕和監督)以来3年ぶりで、
受賞すれば「おくりびと」(滝田洋二郎監督)以来13年ぶりとなる。
ドライブ・マイ・カーは村上春樹さんの短編小説が原作。
妻を亡くした演出家(西島秀俊さん)が、
専属運転手となった女性(三浦透子さん)らとの対話を重ね、
妻の死と向き合っていく姿を描いた。
脚本は濱口監督と大江崇允さんが手がけた。
今年1月の第79回ゴールデン・グローブ賞で
日本作品として62年ぶりに非英語映画賞に選ばれるなど、
米国内外で受賞ラッシュが続いている。
受賞発表と授賞式は3月27日(日本時間3月28日)にある。
ノミネートされただけでも大変な栄誉だと言えます。
それがもし受賞するとなれば、
日本映画界においてこれほどの吉報はないでしょう。
もちろん受賞は大変なことですが、どうしても期待してしまいます。