今回は佐藤優著『僕ならこう読む』について書いていきたいと思います。
内容
「小説を読むことは、読書力をつける最短コースである」──。
『羊と鋼の森』、『火花』、『沈黙』、『堕落論』など、
話題のベストセラーや名作の読み解きを通して、
佐藤流の“小説を深く読む技術"を大公開。
優れた本には現代社会の潮流や普遍的な人間心理など、
さまざまな意味が内包されていることがわかります。
そして、読書でいくつもの人生を仮想体験すれば、
この混迷の時代を生き抜く力になります!
感想
この本では、
佐藤優さんがベストセラー&古典の中から12冊を取り上げ、
その12冊を手掛かりに社会と時代を読み解いていきます。
「よい作品というのは読み手によってさまざまな読み方、
解釈が可能な作品でもあります。
ときには作者の意図を離れたところで、
作品が勝手に評価されたり解釈されたりして、
新たな価値を生み出していく。」
(本文中からの引用)
引用文のように佐藤さんは書いていますが、
ここで取り上げられた12冊は様々な解釈が可能な、
まさしく「よい作品」だと言えるでしょう。
この本を読むことで、
人間というもの、人間関係というもの、社会というもの等々、
様々なものを理解することが出来ます。
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