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自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
絶対的な砂の王者になれるかーカフェファラオが「フェブラリーS」を連覇
2月20日、G1「フェブラリーステークス」が行われ、
福永祐一騎手が騎乗したカフェファラオが勝利しました。

カフェファラオは昨年に引き続いて勝利し、連覇を達成しました。


このことに関する記事が『東スポWeb』に掲載されていたので以下で紹介します。

[GⅠフェブラリーステークス
=2022年2月20日(日曜)
東京競馬場、ダート1600メートル]

20日、東京競馬場で行われた
GⅠ第39回フェブラリーS(ダート1600メートル)は
福永騎乗の2番人気カフェファラオ(牡5・堀)が
好位から抜け出し2馬身半差の圧勝を飾った。
コースレコードタイとなる1分33秒8の好タイムで
昨年に続く連覇を達成。
改めて高い能力を誇示したが、
好走にはある〝条件〟が必要だと鞍上は言う。
果たしてトップジョッキーが指摘したその条件とは――。

現役トップクラスの能力を誇りながら思わぬ大敗を喫することも。
そんな典型的な〝ムラ馬〟に全力疾走を促すには、
単に名手であるだけではなく厩舎サイドと共同で作戦を練り、
着実に実行に移せるコミュニケーション能力と
クレバーさが必要とされた。
その観点において、
デビュー27年目を迎えてもなお進化を続ける福永は
カフェファラオの新パートナーに最適な人選だった。

「すべてのレースを映像でチェックしましたし、
クリストフ(ルメール)にも
〝レースでは鈍さを見せる〟など特徴を聞きました」。
事前の準備を済ませたうえで美浦トレセンで最終追い切りに騎乗。
イメージを肌感覚で補正し、堀調教師と勝利への最適プランを策定した。
「細かい位置取りの話もしましたし、
〝長所を出し切る〟ことを方針に福永騎手と話し合いました」と堀調教師。
最大の課題である平常心を保つために東京競馬場には
3種類のチークピーシーズを持参。
返し馬後に外す〝プランD〟も用意したうえで
前年と同じ「真ん中のサイズ」をコンビは選択した。
さらに本馬場入場の際も
「すぐにキャンターに下ろす馬に抜かれてリズムを乱したくない」(福永)
と後の順番をリクエスト。
考え得る手を一つひとつ実行に移したがことが復活走へとつながった。

そしてレース展開と自身の走りが想定に近い形で進んだことが最大の勝因に。
予想通りの隊列を希望通りの
「砂をかぶらない位置での3番手」(福永)で進めていく。
テーオーケインズら強豪不在とあれば
〝自分との勝負〟に打ち勝った時点で勝負は付いていた。
「抜け出してからも他の馬は見ませんでした。
ボクが気をそらした瞬間にどうなるか分からなかったので。
スタートからゴールまで一定のハミのコンタクトを取りました。
ケガから復帰後に勝ったレースで一番、冷静に乗れましたね」と
鞍上も最後まで集中力を切らさずにミッションを完遂した。

高い能力を改めて示した一方、
次なる目標でも同じパフォーマンスができるかどうか?は気になる課題だ。
堀調教師は「状態を見てオーナーと相談したうえ」でと断りつつ
登録のあるドバイワールドカップや
今回の勝利で権利を得たブリーダーズCクラシックなど
海外遠征の可能性を否定しなかったが…。
「(東京の千六は)スタートして最初のコーナーまで
距離がありますからね。
その間に自分のリズムをつくることができる」ことが
当地4戦4勝の要因と福永は分析する。

アウェーの環境下、異なるコース形態でGⅠ3勝目を手にし、
〝東京専用機〟のイメージを払拭してさらなる高みを目指すため…
名トレーナーと名手が講じるであろう次なる〝秘策〟に注目したい。



絶対的な砂の王者と認められるためには、
まだ越えなければならない壁がたくさんあります。

今回の「フェブラリーステークス」では不在だった強豪馬たちを
今後どのように打ち破っていくかが、
カフェファラオにとっての大きな課題になってくるでしょう。






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