丸田恭介騎手騎乗のナランフレグが勝利しました。
丸田騎手とナランフレグはともにこれがG1初制覇となりました。
このことに関する記事が『スポニチ』に掲載されていたので以下で紹介します。
春の短距離王決定戦
「第52回高松宮記念」(G1、芝1200メートル)は
27日、中京競馬場で行われ、
8番人気のナランフレグ(牡6=宗像)がG1初挑戦V。
重賞未勝利ながら“得意条件”で激走し、一躍G1タイトルを戴冠した。
デビュー16年目の鞍上・丸田恭介騎手(35)も悲願のG1初勝利。
レース後には感極まって馬上で涙を流した。
2着には5番人気のロータスランド、
3着には17番人気のキルロードが入線。
1番人気のレシステンシアは逃げて
先頭で最終コーナーを周ったが直線で6着に沈んだ。
単勝(2)2780円、
馬連(2)(9)1万3560円、
馬単(2)―(9)3万4720円。
3連複は(2)(9)(10)で52万5080円。
3連単は(2)―(9)―(10)で278万4560円という波乱決着に終わった。
勝ったナランフレグは
父ゴールドアリュール、
母ケリーズビューティ(母の父ブライアンズタイム)の血統。
通算成績は29戦6勝。
JRA重賞、G1ともに初勝利。
重賞こそ未勝利だったものの
前走・オーシャンS(G3、中山・芝1200メートル)2着、
前々走・シルクロードS(G3、中京・芝1200メートル)3着と好走。
特に今回と同条件の中京・芝1200メートル戦では
過去5戦して1勝、2着2回、3着1回と好相性を誇っていた。
鞍上の丸田、管理する宗像師ともに
これが記念すべきJRA・G1初制覇となった。
丸田騎手とナランフレグは
ともに今回のレースでは伏兵と言うべき存在で、
多くの競馬ファンにとっては驚きの勝利だったわけですが、
その一方で
勝つべくして勝ったとも言えるレースだったのかもしれませんね。
馬にとっては得意のコース、
騎手にとっては16年目の円熟期、
まさに納得の戴冠であったと言えるでしょう。