名門クラブの撤退表明に衝撃が走っています。
このことに関する記事が『デイリースポーツ』に掲載されていたので以下で紹介します。
体操で個人総合の全日本選手権は21日、東京体育館で開幕する。
開幕前日の20日は会場で記者会見が行われた。
体操の名門クラブの朝日生命が、
体操事業から2022年度限りで撤退するとの報道を受け、
水鳥寿思男子強化本部長は
「衝撃を受けております。
体操界にとって非常に残念」とコメントした。
男女の強化委員長は驚きの表情だった。
水鳥強化本部長は
「男女問わずご尽力いただいた。
今回のことは体操界にとって課題」と話し、
田中光女子強化本部長も
「正直びっくりしました。
体操が応援してもらえるように、
強化部もですけど努力していかないといけない」と話した。
朝日生命は1974年に体操クラブを発足。
男子個人総合で五輪2連覇の内村航平氏も高校時代に在籍していた。
東京都内を拠点に約半世紀、
特に女子選手を中心に選手育成に尽力してきたが、
近年は低迷が続き、昨夏の東京五輪では代表選手を出せなかった。
近年は東京五輪で銅メダルを獲得した村上茉愛のように、
大学卒業後も大学を拠点とし、活動する選手も多く、
選手の受け皿としての実業団クラブのあり方が過渡期を迎えつつある。
記事にあるように、
実業団クラブのあり方が過渡期を迎えつつあるのでしょうね。
これは体操界に限った話ではなく、
全てのスポーツに共通して言えることだと思います。
ただ、実業団クラブが果たしている役目は少なくはなく、
今すぐに実業団クラブをなくしていいということにはならないでしょう。
まさに過渡期であります。