川田将雅騎手騎乗のダノンスコーピオンが勝利しました。
ダノンスコーピオンはこれがG1初制覇で、
川田騎手にとっては初めての「NHKマイルカップ」制覇となりました。
このことに関する記事が『スポニチアネックス』に掲載されていたので以下で紹介します。
◇G1・NHKマイルC(2022年5月8日 東京競馬場 芝1600メートル)
3歳マイル王決定戦は、
4番人気のダノンスコーピオン(牡3=安田隆)が制し、
JRA重賞2連勝でG1初優勝を飾った。
鞍上の川田将雅騎手(36)は
同レース初制覇で節目となるJRA・G1通算20勝に到達。
2着には3番人気マテンロウオリオン(牡3=昆)、
3着には18番人気のカワキタレブリー(牡3=杉山佳)が入線した。
ダノンスコーピオンは好位やや後方からレースを進めると、
最後の直線で抜け出し、
外から迫るマテンロウオリオンの猛追をクビ差しのいで優勝。
勝ちタイムは1分32秒3(良)。
さらに3着に最低人気のカワキタレブリーが入ったことで
3連単は153万2370円の“大万馬券”となった。
勝ったダノンスコーピオンは
父ロードカナロア、母レキシールー(母の父スライゴベイ)の血統。
通算成績は6戦4勝。
JRA重賞通算2勝目。
昨年の朝日杯FS(G1、阪神・芝1600メートル)3着、
前走・アーリントンC(G3、阪神・芝1600メートル)1着など
“得意とするマイル戦”で自慢の剛脚を披露。
2度目のG1挑戦で初タイトルを獲得。
ロードカナロア産駒として同レース初優勝となった。
鞍上の川田は桜花賞(スターズオンアース)に続き
今年2度目のJRA・G1制覇。
通算勝利数は節目の20勝に到達。
NHKマイルCは9度目の挑戦で初優勝を飾った。
管理する安田隆師は、
昨年の高松宮記念(ダノンスマッシュ)以来となる
JRA・G1制覇で通算14勝目。
NHKマイルCは初優勝だった。
▽NHKマイルC
53年創設のダービーTR「NHK杯」が前身。
96年に3歳マイル王決定戦として新設された。
第1~6回までは外国産馬が勝利。
第7回以降は内国産馬が勝利していたが第26回の昨年、
シュネルマイスターが外国産馬として20年ぶりに優勝した。
18頭立ての18番人気だったカワキタレブリーが大激走で3着となり、
3連単は配当が100万を超える大荒れのレースとなりました。
多くの競馬が予想できない、まさに衝撃のG1となりましたね。