武豊騎手が騎乗したドウデュースが勝利しました。
このことに関する記事が『スポニチ』に掲載されていたので以下で紹介します。
◇G1・日本ダービー
(2022年5月29日 東京競馬場 芝2400メートル)
3歳馬のナンバーワンを決める日本ダービーは、
ドウデュース(牡3=友道)が
昨年の朝日杯FSに続くJRA・G1通算2勝目を挙げた。
2019年に生産された
サラブレッド7522頭(持込馬、輸入された外国産馬を含む)の
頂点に立った。
ドウデュースは父ハーツクライ、
母ダストアンドダイヤモンズ(母の父ヴィンディケーション)の血統。
通算成績は6戦4勝。
重賞は昨年の朝日杯FSに続く2勝目だった。
武豊は昨年の朝日杯FS(ドウデュース)以来となる
JRA・G1通算79勝目。
日本ダービーは98年のスペシャルウィーク、
99年のアドマイヤベガ、
02年のタニノギムレット、
05年のディープインパクト、
13年のキズナに続く6勝目。
自身が持つ歴代最多勝記録を更新した。
友道師は今年の大阪杯(ポタジェ)以来となるJRA・G1通算16勝目。
日本ダービーは16年のマカヒキ、
18年のワグネリアンに続く3勝目だった。
レース後、武豊は
「もう、感無量。
ほんとにうれしいです。
(ダービー勝利は)久しぶりだったので、やっぱり最高。
これほど幸せな瞬間はない」と歓喜に浸った。
▽日本ダービー
1780年創設の英国ダービーを範とし、
1932年に第1回が行われた3歳馬の頂点を決するレース。
皐月賞、菊花賞とともに「牡馬3冠」を形成する。
正式名称は「東京優駿」で50年から「日本ダービー」の副称がついた。
馬産の奨励、繁殖馬の選定が主眼だった経緯から
現在も牡馬、牝馬のみが出走可能。
セン馬は出走できない。
強いレースでした。
「皐月賞」では位置取りのまずさもあり、
本来の実力を発揮できなかった感がありましたが、
今回は位置取りも含めて見事なレースであったと言えます。
もうすでに「凱旋門賞」なんて話も出てきていますが、
まだまだのびしろもあるでしょうし、
今後の活躍がさらに期待されるところであります。