今回は武豊著『勝負師の極意』について書いていきたいと思います。
内容
競馬界で数々の金字塔を打ち立ててきた名手・武豊。
人々は彼のことを「天才」と評するが、
その陰には人知れぬ努力とプレッシャーに打ち勝つ
独特の思考法があった。
いくつになっても「もっともっと上手くなりたい」と語る“勝負師”武豊が、
その極意を伝授する。
巻中には親交の深い作家の伊集院静氏との対談も収録。
感想
武豊という勝負師の「極意」というか「考え」がよく分かる1冊です。
この本を読むと武さんが進んできたジョッキー人生のこともよく分かります。
「競馬は結果がすべてです。
優勝以外は、2着も、最下位も一緒。
勝てば、勝ち続ければ、自然といい馬が回ってきますし、
負けが続くと、あっさりとクビを切られる厳しい世界です。」
(「はじめに」からの引用)
武さんの考えは
冒頭に出てくる上記の言葉に集約されているように思います。
だからこそ「勝ち」を目指さなければならないし、
それを目指して武さんはジョッキーを続けてきたのです。
武さんは今もなお「勝ち」を重ね続けていますが、
それは「勝負師の極意」を持ち続けているから勝ち続けられるのでしょう。
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