このことに関する記事が『朝日新聞』に掲載されていたので以下で紹介します。
日本高校野球連盟と朝日新聞社は27日、
全国高校野球選手権大会について、
将来的に朝と夕の「2部制」での開催を含め、
さまざまな観点から暑さ対策を検討すると発表した。
酷暑による熱中症対策の一環で、
気温の高い昼間の時間帯を避け、
選手らの健康面に配慮する狙いがある。
27日にあった第104回大会
(8月6日開幕、阪神甲子園球場)の第3回運営委員会で、
暑さ対策について議論した。
2部制は来年の第105回大会以降の導入について議論する方針。
運営委員会後に記者会見した主催者は
「大会を選手にとっても観客にとっても
安全に(開催する)ということを最優先に考え、
(2部制など暑さ対策を)議論することになった」と説明した。
2部制については観客の入れ替えなど運営面で課題があり、
主催者は
「どうやって進めていくか、何が課題になるか、
これから(議論を)スタートさせていく。
問題点の整理をこれから進めたい」と述べた。
熱中症対策を巡っては、
日本高野連は専門の理学療法士を待機させたり、
試合中に給水や休憩の時間を設けたりして対策をしてきた。
しかし酷暑の中で試合中に選手の足がつったり、
観客が救急搬送されたりするケースが後を絶たず、
対策を迫られている。
夏の甲子園の暑さ対策というのは大きな課題であります。
年々その暑さは厳しくなっている感があります。
朝と夕の「2部制」での開催された場合の課題を挙げるとすれば、
試合が遅くまで行われることになるであろうということでしょう。
高校生が夜遅くまで試合をしているとなれば、
それはそれで問題にする人々が出てくるでしょうね。
ただそういった問題を横に置いても、
暑さから未来ある選手たちを守るというのは絶対に必要なことです。