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自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
前人未到の大記録―ヤクルト・村上、世界新5打席連発
ヤクルトの村上宗隆選手が世界新となる5打席連続ホームランを記録しました。


このことに関する記事が『サンケイスポーツ』に掲載されていたので以下で紹介します。

世界の〝村神様〟だ!!
ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が2日、
中日14回戦(神宮)でプロ野球史上初の5打席連続本塁打を達成した。
7月31日の阪神戦(甲子園)を3打席連続本塁打で終え、
一回に右越えの38号ソロ、三回は左中間に39号2ラン。
王貞治(巨人)、ランディ・バース(阪神)や
米大リーグのルー・ゲーリッグ(ヤンキース)、
バリー・ボンズ(ジャイアンツ)らの4打数連続
(四死球を挟んでの達成を含む)を超え、前人未到の大記録を達成した。

高まる期待にざわついていた神宮球場から音が消えた。
1万9033人の観衆が歴史の瞬間を目撃した。
村上が一回に右翼席上段へ38号ソロ。
三回は左中間席に39号2ランを運び、
プロ野球史上初の5打席連続本塁打を達成した。

「4打席連続は意識していた。
夢で本塁打を打つのを見ていたので、
もしかしたら打てるんじゃないかなと思っていた。
5打席連続は見ていない。
本当にうれしいですけど、実感はあまりわいていないです」

ベンチ前で球団マスコットのつばみから花束を受け取ると、
スタンドから降り注ぐ大拍手にヘルメットを掲げて応えた。

夢が現実になった。
1-0の一回2死で中日・柳のスローカーブを一閃。
瞬時にスタンドインを確信すると、
「どうだ!!」とベンチに向かって、勢いよくバットをほうり投げた。
史上21人目の4打数連続本塁打をマークしたが、
そこで終わらなかった。

夢も超えていった。
三回には外角チェンジアップを右手一本で左中間席に運んだ。
前人未到の5打席連発。
1964年の王貞治(巨人)や
86年のバース(阪神)ら日本球界の強打者だけでなく、
ルー・ゲーリッグ、ミッキー・マントル(ともにヤンキース)や
バリー・ボンズ(ジャイアンツ)ら伝説的な大打者の記録も一気に超えた。

7・31。村上伝説の始まりは甲子園からだった。
後半戦開幕シリーズ第3ラウンドの阪神戦で、
七回に35号ソロ、九回に同点の36号ソロ、
延長十一回には勝ち越しの37号2ランを放ち、
自身初の1試合3本塁打をマーク。
〝村神様〟が降臨し、勢いそのままに本拠地で歴史を塗り替えた。

〝世界新記録〟を達成した22歳は、
早くも海の向こうから注目されている。
この日は神宮球場のバックネット裏に米大リーグ、
ヤンキースのアレックス・サンダーランド環太平洋地域プロスカウトと
マリナーズのマニー・ノト日本担当スカウトが視察に訪れていた。

高卒5年目の村上が現行の制度で
海外フリーエージェント権を取得できるのは順調にいっても2028年。
昨夏は東京五輪で金メダル獲得に貢献し、
今季は95試合目で既に自己最多タイの39本塁打で59発ペース。
本塁打王争いで2位の大山(阪神)に
17本差を付ける和製大砲が早くもマークされている。

「7月はすごく苦しくて、
いろいろな感情も持ちましたけど、ちょっとご褒美かな。
今日は今日で喜びに浸って、また明日、勝てるように頑張りたい」と
村上は柔和な表情で喜んだ。
2022年8月2日。燕の若き主砲が野球の歴史に名を刻んだ。
(森祥太郎)

★その時 父はテレビ観戦「本当にすごい」

村上の父・公弥さんは熊本県内の自宅でテレビ観戦し、
快挙を見届けた。
偉大な記録に
「日頃の努力の結果。
本当にすごい、すごいことをしてくれた」と感嘆の声を上げた。
普段から頻繁に連絡を取り合い、
野球だけでなく、プライベートの話題にも触れる仲良し親子。
「チームを勝たせる姿は本当にすごい。
頑張っている姿は頼もしい」と、自慢の息子に目を細めた。

■データBOX

❶ヤクルト・村上が7月31日の阪神戦から
プロ野球新記録となる5打数(5打席)連続本塁打。
これまでの最多は1964年5月3日の巨人・王貞治、
86年5月31日-6月1日の阪神・バースら
過去20人(21度)がマークした4打数連続だった。
MLBでも最多は4打数連続で、
32年6月3日のルー・ゲーリッグ、
62年7月4-6日のミッキー・マントル(ともにヤンキース)、
2001年5月19-20日のバリー・ボンズ(ジャイアンツ)らが記録。

❷ヤクルト(前身を含む)で4打数以上の連続本塁打は、
03年6月28日の古田敦也、
13年6月8-12日のバレンティン、
15年8月21、22日の山田哲人(いずれも4打数)に次いで
7年ぶり4人目。

❸1試合複数本塁打は7月31日(3本)に続く今季9度目。
1シーズンに9度記録したのは、
16年のDeNA・筒香嘉智(9度)以来6年ぶり。
ヤクルトでは13年のバレンティン(11度)以来9年ぶり2人目。
2試合連続で1試合複数本塁打をマークしたのは、
6月23日の中日戦、24日の巨人戦に次いで今季2度目。
シーズン2度は、04年の巨人・阿部慎之助以来18年ぶりで、
ヤクルトでは初。



本当に凄い記録です。

もっと大きく報じられてもいいように思うのですが、
他のニュースの陰に隠れているのか、
なんだかイマイチ大きく報じられていませんね。

残念なことであります。

村上選手に佐々木朗希選手と、
同時期に世界でもトップクラスの選手がNPBに所属していることは
本当に世界に誇るべきことだと思いますし、
もっともっと注目されていいことだと思います。






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