G1騎乗が可能となる31勝まであと4勝となりました。
このことに関する記事が『スポニチ』に掲載されていたので以下で紹介します。
新人女性騎手の今村聖奈(18)が7日の新潟で2勝を挙げ、
地方の2勝と合わせて通算27勝とし、
G1騎乗が可能となる31勝まであと4勝とした。
鮮やかな手綱さばきだった。
まずは5Rの2歳新馬。
単勝44倍の12番人気ムーンスカイ(牡=牧田、父トゥザワールド)で
叩き合いを制して1着に導き、自身初の新馬戦勝利。
「切れる脚はないと聞いていたので、
減量を生かして前から競馬をしようと思っていた。
凄く真面目な性格で一生懸命走ってくれました」と振り返った。
8Rは1番人気に応えた。
アルファマムでハイペースを後方から追走し、直線で末脚爆発。
大外一気で突き抜けた。
「メンバを見た時にハマればうまくいくなと思っていたら、
想像通りの展開になりました。
(前走で走った)1000メートルでは忙しいので、
1200メートルに使ってほしいとお願いしました。
1年目の私の意見を聞いて下さった晶三先生(佐々木師)をはじめ、
関係者やスタッフのみなさんに感謝です」。
ルーキーながら冷静な視点で陣営に進言し、見事に結果を出した。
G1騎乗まで4勝とカウントダウンに突入。
今秋の大舞台にはきっと、今村の姿がある。
1番人気に応えての勝利ももちろん凄いことですが、
それ以上に12番人気の馬を1着にもってきたことは
その騎乗技術の高さを証明していると言えるでしょう。
これは間違いなく本物です。