今回は星野源著『いのちの車窓から』について書いていきたいと思います。
内容
ドラマ「逃げ恥」、
「真田丸」、
大ヒット曲「恋」に「紅白」出場と、
2014年以降、怒濤の日々を送った2年間。
瞬く間に注目を浴びるなかで、
描写してきたのは、
周囲の人々、
日常の景色、
ある日のできごと、
心の機微……。
その一篇一篇に写し出されるのは、
星野源の哲学、そして真意。
感想
この『いのちの車窓から』は、
雑誌『ダ・ヴィンチ』で2014年12月号より連載スタートした、
エッセイ「いのちの車窓から」がまとめられた1冊です。
「音楽、そしてライブにおいての広さや距離というものは、
会場のサイズで測られるものではなく、
演奏している音楽家と、
聴いているお客さんの心の距離の近さによって測られるのだ。 」
(本文からの引用)
上記で引用した言葉は、
今や東京ドームをも埋める星野源さんが言うからこそ
説得力のある言葉であると思います。
どんなに会場が大きかろうが小さかろうが、
常にリスナーに寄り添おうとするからこそ、
コロナ禍でライブがオンライン配信になっても
星野源さんのライブの良さが消えなかったんでしょうね。
本当に素晴らしい表現者であります。
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