今回は柿内尚文著
『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』
について書いていきたいと思います。
内容
僕は、話すのも伝えるのも「超」が10個つくくらい苦手でした。
特に人前で話すのは大の苦手で、
学生時代は授業中に手を挙げるなんて恥ずかしくてできない。
小学生のときの通信簿には
いつも「積極性が足りない」と書かれていたくらいです。
自分をアピールするのも苦手で、
学生時代、就職活動では集団面接が鬼門でした。
集団面接ではほかの人がみんなすごい人に思えて、
それに比べて自分には自信が持てず、
うまく話せなくて落ちるということが何度もありました。
社会人になってからも、伝え方がうまくいかず悩むことが多く、
たくさんの壁にぶつかっていました。
でも、そんな僕でもこの本に書いている
「伝わる構造」と「伝わる技術」を身につけることで、
話すのも伝えるのも自信を持てるようになりました
(力不足の部分もたくさんありますが)。
それまで持ち続けていた「人間関係」や「ビジネス」、
そして「話す・伝える」に対するストレスも、
完全にではないものの、
だいぶ解消して前向きになることができています。
この本には、25年間編集者として1000人以上取材してきた僕が、
「伝わるとはどういうことか」を何度も何度も考え、
学び、実践しながらやってきたことの積み重ねが書かれています。
・伝えたいことがなかなか伝わらない
・伝えなくちゃいけないとわかっているけど、伝える勇気が出ない
・「どうせ伝わらない」とあきらめている
・「伝えるのが面倒な人」に振り回されていて、どうにかしたい
・もっと多くの人に自分の考え・気持ちを伝えたい
そんな人に読んでもらえたらうれしいです。
感想
手がけた本、ムックの累計部数は1000万部を越えるという
一流の編集者である柿内尚文さんによって著された1冊です。
人への話し方、伝え方について書かれた本で、
参考になることが多いです。
「ここまでで押さえておきたいのは次の3つです。
1 人は、伝えてもらわないとわからない。
2 ただ伝えるだけでは伝わりにくい。
うまく伝えないと伝わらない。
そして、 伝え方には技術がある。
3 言葉だけでなく「 態度+表情」も伝わるための大きな要素。」
(本文中からの引用)
話し方、伝え方について書かれた本ですが、
それはイコールで営業の売り込みの仕方にもつながってきます。
しかしながら売り込みと言っても、この本の中で書かれていますが、
無理に売り込むというのではなく、
「相手に必要な商品を紹介する」ということが重要になってくるわけです。
その紹介の仕方(話し方)、技法は、
この本の中でたくさん紹介されていますので、
一読することをおススメいたします。
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