今回は成毛眞著
『AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である』
について書いていきたいと思います。
内容
「STEAM」を知らない奴に5年後はない
ビル・ゲイツもSTEM(STEAM)という言葉を使い始めた。
大人はもちろん、
初等教育からSTEMを重要視することこそ国の競争力に直結する、と。
国民全員が研究者やエンジニアになる必要はないけれど、
国全体の科学技術リテラシーが上がらないと、
5年後、10年後に出現している商品やサービスが魔法に見えてしまう。
結果的に、生きているのではなく、
生かされているような感覚が生まれる可能性があるし、
反知性主義に閉じこもることになるかもしれない。
感想
この本は2017年の1月に発売されました。
おおよそ5年後の未来を見据えて著されていますが、
まさに5年が経ち、
世の中はこの本で著されたAI全盛の時代が到来したように思います。
「STEMとは、
サイエンス(科学)の「S」
テクノロジー(技術)の「T」
エンジニアリング(工学)の「E」
マセマティックス(数学)の「M」―を並べた造語だ。」
(本文中からの引用)
この本は日本の強みと弱みがよく分かる1冊でもあります。
自分は文系の人間ですが、この本を読むと、
理系のことにも関心を持ちそして学ぶ必要があると強く感じます。
こういった分野に疎い人たちにとって、
新たな扉が開かれる1冊だと言えるでしょう。
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