このことに関する記事が『ゲキサカ』に掲載されていたので以下で紹介します。
日本サッカー協会(JFA)は19日、
今年度のS級コーチ養成講習会を受講する20人のリストを公表した。
日本代表でロールモデルコーチを務める
中村憲剛、内田篤人両氏も名を連ねた。
JFAは2021年度、
日本代表で20試合以上に出場した経験を持つ元選手を対象に
A級ライセンスの取得基準を緩和。
中村、内田両氏はこの制度を活用し、
昨年度にA級ライセンスを取得していた。
S級コーチ養成講習会を修了し、
S級ライセンスを新たに取得すれば、
日本代表やJリーグで監督を務めることができる。
またFC町田ゼルビアで今季からヘッドコーチを務める
金明輝氏もS級ライセンスを再受講。
同氏はサガン鳥栖の監督を務めていた21年、
選手・コーチに対する暴力・暴言を含む
パワーハラスメント行為が発覚し、
JFAからA級ジェネラルコーチングライセンスへの
降級処分が下されていた。
JFAの須原清貴専務理事が19日の理事会後、
メディアブリーフィングを行い、
「日本の指導者は国内にいる方も含めて世界の一流。
ただ日本人の指導者がヨーロッパのリーグのクラブの監督をしたり、
FIFAランキング上位のA代表の監督をするというフェーズには
たまたま至っていない。
ただ、これはチャンスがなかっただけ。
ライセンスを持った指導者、
これから指導者ライセンスを取る方が
風穴を開けてくれると期待している」と展望を述べた。
S級コーチ養成講習会の受講者は以下のとおり
内田篤人(34、U-19日本代表/ロールモデルコーチ)
大黒将志(42、G大阪ユース/コーチ、アカデミーストライカーコーチ)
大塚真司(47、甲府/ヘッドコーチ)
小野智吉(43、横浜FCユース/コーチ)
北嶋秀朗(44、クリアソン新宿/ヘッドコーチ)
金明輝(41、町田/ヘッドコーチ)
佐藤由紀彦(46、FC東京/コーチ)
島田裕介(41、大宮U-15/コーチ)
田中遼太郎(33、福岡/コーチ)
中後雅喜(40、東京V Jrユース/コーチ)
塚原真也(37、FC大阪/強化ダイレクター)
津田琢磨(42、栃木シティFC/ヘッドコーチ)
仲野浩(43、JFAコーチ)
中村憲剛(42、U-16日本代表/ロールモデルコーチなど)
埴田健(40、品川CC/ヘッドコーチ)
平川忠亮(43、浦和ユース/コーチ)
平塚次郎(43、湘南U-18/監督)
明神智和(44、G大阪ユース/コーチ)
村上佑介(38、長崎/コーチ)
本橋卓巳(40、松本U-18/監督)
今回公表された20人を見ていると、
かつて日本代表に名を連ねた選手を含め、
錚々たる面々の名前が並んでいますね。
かつて選手として栄光を掴んだ選手の新たなチャレンジというのは、
やはり応援したいですし、
指導者としても成功してほしいですね。