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自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
死というもの
人が死ぬってつくづく嫌なことだって思います。

先日、小さい頃からお世話になった親戚のおばさんが亡くなり、
改めてそんなことを実感していました。


昨年、大好きだった祖父が亡くなり、
生まれて初めてと言っていい身近な人の死に触れ、
大きな悲しみが自分を襲いました。

それから時が経ち、もちろん気持ちは立て直したわけですが、
やはりいまだに祖父がいないことが信じられないような
そんな感じがする瞬間があります。

いつまで経ってもこれは変わらないようなそんな気がしています。


しかしながら自分は生きています。

むかし自分は『死ぬ力』という本を読んだことがあります。

以前この本の感想をこのブログに書きました。

恥ずかしげもなく、以下でその感想を紹介いたします。

「死ぬ力」って何なんだろうか?

これがタイトルを見た時の自分の感想でした。

「生きる力」というのはよく分かりますが、
「死ぬ力」というのは、
果たして死ぬことに力が必要なのか?という疑問もあって
しっくり来なかったのです。

しかしながらこの本を読んでみて分かりました。

「死ぬ力」とは「生きる力」のことなのです。

著者である鷲田小彌太さんは言います。

「一年生きたは、一年死んだ。」だと。

つまりよく生きることがよく死ぬことにつながっていくのです。

締め切りを設定しながらそれに向かってよく生きていくこと、
これが理想の死に近づく方法、つまりは「死ぬ力」なのです。



残された者がよく生きることが、
亡くなられた方々を喜ばせることになるのであれば、
我々はよく生きてその先でよく死ななければならないのだと思います。






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