今回は『アイ・アム まきもと』について書いていきたいと思います。
内容
小さな市役所で、
人知れず亡くなった人を埋葬する「おみおくり係」として働く牧本。
故人の思いを大切にするあまり
世間のルールより自分の考えを優先してしまい、
周囲に迷惑をかけてばかりいた。
そんなある日、
新任局長・小野口が「おみおくり係」の廃止を決定。
身寄りなく他界した老人・蕪木の埋葬が
「おみおくり係」での最後の仕事となった牧本は、
蕪木の身寄りを探すため彼の友人や知人を訪ね歩き、
やがて蕪木の娘・塔子のもとにたどり着く。
蕪木の知られざる思いとともに彼の人生をたどるうちに、
牧本自身にも少しずつ変化が起こり始める。
感想
牧本の人間的にはみ出している部分に笑わされつつ、
牧本のひたむきな姿を通して人の死について考えさせられる作品です。
決して派手さのない作品ではありますが、
終盤の展開も含めて、確実に心に残る作品であります。
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