ルメール騎手が騎乗したジャスティンパレスが勝利しました。
このことに関する記事が『スポニチアネックス』に掲載されていたので以下で紹介しました。
◇G1天皇賞・春(2023年4月30日 京都芝3200メートル)
新装なった京都で最初のG1となった天皇賞・春は、
ジャスティンパレス(牡4=杉山晴)が制し、
G1初制覇を飾った。
勝ち時計は3分16秒1。
2着はディープボンド(牡6=大久保)、
3着はシルヴァーソニック(牡7=池江)だった。
ジャスティンパレスは
父ディープインパクト、
母パレスルーマー(母の父ロイヤルアンセム)の血統で
通算10戦5勝。
重賞は3勝目となった。
ディープインパクト産駒はJRA・G1通算71勝目で、
サンデーサイレンスに並んで史上最多タイ。
騎乗したルメールはJRA・G1通算44勝目、
杉山晴師はG1通算5勝目を挙げた。
「勝つことができてほんとにうれしい。
馬の動きはすごく良かった。
ずっと冷静に走ってくれた。
直線ではずっとエンジョイしました」と胸を張った。
連覇を狙ったタイトルホルダー(牡5=栗田)は早々に手応えをなくし、
外回りの4コーナー付近で横山和が下馬し、
まさかの競走中止となった。
▼天皇賞・春
1905年に創設された「エンペラーズカップ」が前身で、
戦後の47年秋から現在の「天皇賞」に改称。
春は京都、秋は東京で実施されることになった。
81年に勝ち抜き制が廃止され、過去の勝ち馬が出走可能となった。
21、22年は阪神で行われたが、
改修工事が終わった京都で3年ぶり実施。
圧倒的人気を集めていたタイトルホルダーが
競争中止というハプニングに見舞われ、
2番人気のジャスティンパレスが制覇したというのは
ある意味で言えば順当な結果とも言えるでしょう。
ジャスティンパレスはこれがG1初制覇ですので、
今後の更なる活躍が期待されます。