その騒動とは、
相席スタートの山添寛さんが韓国ロケで訪れた市場で、
店頭にあった唐揚げを使用済みのつまようじで刺して食べたというものです。
今回はこの騒動について少し考えていきたいと思います。
このことに関する記事が『東スポWEB』に掲載されていたので以下で紹介します。
〝朝の大喜利番組〟として、存在感を発揮している
TBS系情報バラエティー番組「ラヴィット!」が、大ピンチだ。
使用済みつまようじ騒動で、
当事者のお笑いコンビ「相席スタート」山添寛(35)が
いまだ謝罪していないことに批判が殺到している。
だからといってすんなり謝るわけにもいかず…
番組は難しいかじ取りを迫られている。
2日に放送された韓国ロケ企画で、
山添は使用済みのつまようじで、店舗前に陳列された
タッカンジョン(韓国式唐揚げ)を勝手につまみ食いした。
男性店主は、両手で〝バツポーズ〟を作って〝抗議〟。
その様子が放送されると、迷惑行為と大炎上したのだ。
5日の放送では田村真子アナウンサーが謝罪したが炎上は収まらず、
8日放送でMCのお笑いコンビ「麒麟」川島明と、田村アナがそろって謝罪。
川島は
「先週火曜のロケ内容でご迷惑をかけた方々、
そして不快に思われた視聴者の皆さま、
本当に申し訳ございませんでした。
ラヴィット!はこれから、また
心から皆さまに笑ってもらえる番組作りを目指しますんで、
これからもよろしくお願いします」と頭を下げた。
9日に予定していた韓国ロケ続編について、
内容を変更して放送することも発表した。
放送内に2回も謝ったが、今も炎上は続いている。
「山添本人が謝罪をしていないことに、いまだ批判が寄せられている。
VTRなのでカットすることもできたが、
むしろ山添の手元を強調する編集がなされていた。
回転ずし店などでの迷惑行為を散々ニュースで批判的に報じてきたのに、
まさにダブルスタンダートです。
局や番組サイドへの批判もやんでいない」(テレビ局関係者)
放送開始当初は低視聴率が話題となった「ラヴィット!」だが、
他局のワイドショー番組とは一線を画しお笑い色を強めに。
さらに、多くのロケや企画を実施して番組ファンを増やしていった。
番組が上昇するにあたって、大きく貢献したのが山添だった。
人気アイスの名前を
アダルト動画などを扱うECショップの名称でボケて回答したり、
番組プレゼントのキーワードでふざけまくったことで、
番組名が毎回ツイッターでトレンド入りした。
昨年最後の放送(12月28日)では、
山添が川島の代役司会を務めるまでになっていた。
「山添さんのトレンド入りによる宣伝効果は大きく、
攻める番組としてコアなファンを獲得していった。
スタッフも山添さんに
〝攻めたボケ〟を求めるのが当たり前の雰囲気になっていた。
実は山添さんは裏で『炎上、大丈夫かな』と不安を口にすることも。
韓国ロケの件も、カットしなかった編集も含めて
山添さんの〝暴走〟と片づけるわけにはいかないんですよ」(TBS関係者)
さらに山添自身が「ラヴィット!」で
発揮してきた〝クズキャラ〟でブレークしたことも事態をややこしくしている。
番組で人気が出たことで、
4~5月になんと3本ものレギュラー番組がスタートするからだ。
「他のレギュラー番組の関係者らと話し合いを進めていることも、
山添さんが発信することができない理由の一つになっている。
キャラ変を余儀なくされれば、他の番組にも影響が及んでしまう。
早く収まってくれればいいのですが…」(同)
謝罪して早く終わらせたくても、それもなかなか難しいということだ。
思った以上にというべきか、この騒動が大きくなっています。
実際にこの放送を観ていた視聴者はもちろんのこと、
観ていなかった人も、この騒動の内容を聞きつけ、
この騒動への批判に加わっている感があります。
もちろんこの騒動の発端となった内容は褒められるものではありませんし、
倫理的に危うい内容であり、
番組内で謝罪することは然るべきことであったと思います。
しかしながら山添さんの行動だけを批判することはできないと思います。
なぜかと言えばこの行動を編集でカットすることは出来たはずだからです。
番組では山添さんのことを、
映画のキャラクターになぞらえて「ジョーカー」なんて呼ぶこともありました。
そういったこともあり、
今回の非道な行動さえもそのまま放送してしまったのでしょう。
じゃあそれを求めたのは誰かといえば、視聴者であったことも事実です。
もちろん今回のような行動を求めていたわけではありませんが、
視聴者が求めていた行動が過大になっていった結果、
今回の騒動に行きついてしまったのでしょう。
だからこそ、番組側と山添さんには改めるべきところは改めてもらい、
もうこれで終わりということにしてもいいのではないでしょうか。
簡単な問題ではありませんが自分はそのように思います。