今回は鷲田小彌太著
『読書原論 21世紀の読書=忘れる読書』
について書いていきたいと思います。
内容
記憶・暗記の読書から、「忘れる」=考える・創造の読書へ!
じゃんじゃん読んで、じゃんじゃん忘れる。
鷲田小彌太式「読書術」知的生き方の提案。
テーマは
「忘れる読書」
「内容は忘れてもいい」
「忘れる読書」で教養が身につく
感想
今の時代に合わせた読書について書かれた1冊です。
「どんな本でも、三行に要約できる、といった。
一読、まずその三行を取り出すことだ。
エッ、一行も取り出せなかったらどうするのかって?
あるいは、三行以上、一〇行以上、
それとも、あれもこれも重要だと思えたらどうするかって?
どんな本でも、どんなにちんけな本でも、まるで「無」というのはない。
一行はある。
これがわたしの経験則だ。
「くだらない!」でもいいのだ。」
(本文中からの引用)
著者の経験に基づいた読書論であり、
これからの読書はこうあるべきだ!という導きが書かれています。
多くの本を読み、
多くの著書を生み出してきた著者だからこそ書けた1冊だと言えるでしょう。
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