今回は『刺青 堕ちた女郎蜘蛛』について書いていきたいと思います。
内容
不倫に破れ、
出会い系サイトのサクラをしているアサミは、
妻子と別居し自己啓発セミナーの勧誘をしている二ノ宮と出会う。
彼に連れられ刺青師の彫光を訪ねたアサミは、
女郎蜘蛛の刺青を彫ることを決意する。
彼女の背中に彫られた刺青は、
やがて二人の生き方を大きく変え始める……。
感想
谷崎潤一郎の小説『刺青』を、瀬々敬久監督が映画化したのがこの作品です。
おそらくかなり低予算で制作されたと思われるこの作品ですが、
光石研さん、嶋田久作さん、松重豊さんといった
日本を代表するバイプレイヤーたちが出演しており、
その演技に見入ってしまいます。
予算の壁というべきか、
安っぽさを感じさせる部分がないとは言いませんが、
今や日本有数の映画監督である瀬々監督の
これまでの軌跡を辿る上で重要な作品であると言えます。
スポンサーサイト
| ホーム |