ヨーロッパリーグのトゥールーズ戦でリヴァプールでの初得点を決めました。
このことに関する記事が『SOCCER KING』に掲載されていたので以下で紹介します。
ヨーロッパリーグ(EL)・グループE第3節が26日に行われ、
リヴァプール(イングランド)とトゥールーズ(フランス)が対戦した。
8シーズンぶりにELに出場している今季、リヴァプールは
グループEの初陣で
LASKリンツ(オーストリア)とのアウェイゲームを3-1で制すと、
続くホームでの
ユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー)戦も2-0と完勝。
ここまで2連勝と完璧なスタートを切っている。
ホーム連戦となる第3節では、
ここまで1勝1分とこちらも悪くないスタートを切ったトゥールーズと激突。
リヴァプールは
トレント・アレクサンダー・アーノルド、
ディオゴ・ジョッタ、
ダルウィン・ヌニェスらがスターティングメンバー入り。
遠藤航も中盤の底で起用され、ELでは3試合連続の先発に名を連ねた。
試合は立ち上がりの9分に動く。
リヴァプールは敵陣でクリアボールを拾ったジョッタが強引にターンし、
ここから1人でドリブルをスタート。
巧みなボールタッチで中央を破ると、
冷静に右足でゴールネットを揺らし、リヴァプールが先手を取った。
敵地で早々と1点を失ったトゥールーズは16分、
自陣深い位置でボールを持ったニクラス・シュミットが
全体をひっくり返す斜めのパスを入れたところから反撃へ。
ピッチ中央付近でパスを受けたアーロン・ドヌムは
時間をかけずに背後のスペースへスルーパスを送ると、
抜け出したタイス・ダリンガが冷静にGKとの1対1を仕留める。
トゥールーズが試合を振り出しに戻した。
だが、同点となった後もリヴァプールが試合の主導権を握ると、
30分には右コーナーキックを獲得。
ショートで繋いだところからカーティス・ジョーンズを経由し
てA・アーノルドにボールが渡ると、
右サイド内側の位置からアーリークロスを供給。
ペナルティエリア内で待っていた遠藤は
狙い澄ましたヘディングシュートを叩き込んだ。
遠藤にとっては今夏のリヴァプール加入後公式戦初ゴール。
リヴァプールが勝ち越しに成功した。
続く34分にはライアン・フラーフェンベルフがドリブルで敵陣へ侵入。
ペナルティエリア左まで持ち運んで中央へ預けると、
待っていたC・ジョーンズのミドルシュートはブロックされたが、
こぼれ球がヌニェスの元へ。
豪快に左足を振り抜き、ニアサイドを射抜いた。
リヴァプールが2点をリードしてハーフタイムに突入している。
後半に入ってもリヴァプールが攻撃に出る時間が続く。
54分には敵陣右サイドで得たスローインの場面から、
遠藤がペナルティエリア手前でボールを引き出すと、
自らフィニッシュまで持ち込む。
しかし、相手の股下を抜いたシュートはわずかに枠を外れた。
さらにチャンスの数を増やしていったリヴァプールは65分、
ピッチ中央付近のスペースで
相手のパスが乱れたところに反応したジョッタが
縦のスペースへスルーパスを送ると、
抜け出したヌニェスが寄せてきた1人目のDF、
さらにはGKもかわす。
無人のゴールに流し込むだけだったが、
ヌニェスのシュートはまさかのポストに直撃。
それでも、こぼれ球を拾ったフラーフェンベルフが
体制を立て直して左足で流し込み、
リヴァプールがリードを3点に広げた。
後半アディショナルタイムには
敵陣左のスペースをドリブルで持ち運んだジョッタから、
中央のコーディ・ガクポにボールが渡る。
ターンを試みたガクポは前を向くことはできなかったが、
セカンドボールを拾ったサラーがフェイクで相手を置き去りにし、
右足でゴールネットを揺らした。
リヴァプールが仕上げの5点目を記録している。
試合はこのままタイムアップ。
リヴァプールはトゥールーズに攻め込まれるシーンもあったものの、
これ以上の失点は許さず、力の差を見せつける結果となった。
なお、遠藤はフル出場を果たし、勝利に貢献している。
次節は11月9日に開催される。
今度はトゥールーズのホームに移り、
同一カードの一戦が行われる予定だ。
【スコア】
リヴァプール 5-1 トゥールーズ
【得点者】
1-0 9分 ディオゴ・ジョッタ(リヴァプール)
1-1 16分 タイス・ダリンガ(トゥールーズ)
2-1 30分 遠藤航(リヴァプール)
3-1 34分 ダルウィン・ヌニェス(リヴァプール)
4-1 65分 ライアン・フラーフェンベルフ(リヴァプール)
5-1 90+3分 モハメド・サラー(リヴァプール)
遠藤選手がリヴァプールという名門クラブにおいて信頼を勝ち得ることが出来るのか、
これはまだ未知数なところではありますが、
今回の初ゴールで評価を上がったことは間違いないでしょう。
今後も引き続き、遠藤選手の活躍から目が離せません。