FA権を行使せず残留する方向であることが分かりました。
このことに関する記事が『スポーツ報知』に掲載されていたので以下で紹介します。
今季国内FA権を取得した日本ハム・加藤貴之投手(31)が
権利を行使せず、残留することが9日、分かった。
近日中に会見を行い、表明する。
FA宣言すれば
水面下で動向を注視してきた他球団が獲得に乗り出すことが確実だったが、
球団側が複数年の大型契約を提示。
「育ててもらったし、残ることが本当に一番だと思っている」と
球団への感謝を常々口にしてきた本人も、誠意に応えた。
歴史的な新球場元年となった今季は開幕投手を託され、
7勝9敗、防御率2・87。
援護に恵まれない試合も多かった中で
リーグ3位の163回1/3を投げるなど、先発の柱としてフル回転した。
新庄政権3年目となる来季は勝負の年。
2年連続最下位からの巻き返しへ、
球団は必要不可欠な戦力と判断し、
計4度の残留交渉で熱意を伝えてきた。
この日、エスコンで秋季キャンプに参加した加藤貴は、
ファンの声援に何度も手を振って応えた。
大型ビジョンに姿が映し出された際には、
残留を願うようにファンからも自然と大きな拍手が湧き起こった。
「権利を使うか使わないか。
本当に一回きりだと思う」と熟考してきた左腕が、
事実上の“生涯ファイターズ宣言”とも取れる男気残留を決断した。
◆加藤 貴之(かとう・たかゆき)
1992年6月3日、千葉県生まれ。
31歳。
拓大紅陵から新日鉄住金かずさマジックに進み、社会人日本代表に選出。
2015年ドラフト2位で日本ハム入団。
22年にシーズン最少与四球(11)のNPB記録を樹立。
182センチ、90キロ。左投左打。
今季年俸1億3500万円(金額は推定)。
昨年の近藤選手、今年は上沢選手と、
ファイターズは主力選手の移籍が続いていただけに、
加藤選手が残留を決めてくれたことはとても嬉しいニュースですね。
まだ居てくれるという安心感、これは幸せなことであります。
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