藤岡康太騎手騎乗のナミュールが勝利しました。
このことに関する記事が『スポニチ』に掲載されていたので以下で紹介します。
◇G1・マイルチャンピオンシップ
(2023年11月19日 京都芝1600メートル)
秋の最強マイラー決定戦「マイルチャンピオンシップ」は
5番人気ナミュール(牝4=高野)が制し、G1初制覇を飾った。
2着にはソウルラッシュ(牡5=池江)、
3着はジャスティンカフェ(牡5=安田翔)だった。
ナミュールは父ハービンジャー、
母サンブルエミューズ(母の父ダイワメジャー)の血統で
通算13戦5勝、重賞は3勝目。
このレース唯一の牝馬が上がり3F断トツの33秒0をマークし、
豪快に差し切った。
ムーアが2Rで落馬負傷したため、
代打となった藤岡康は09年NHKマイルC以来、
14年ぶりとなるJRA・G1通算2勝目。
「馬が良く頑張ってくれた。
急きょの乗り替わりだったけど、
これだけの馬だし、レースは見ていた。
前走騎乗したモレイラ騎手からもお話をいただいていたので、
いいイメージは持っていた」とし、
「ほんとに強かった。ほんとによく頑張ってくれた」と胸を張った。
高野師は同5勝目を挙げた。
▼マイルCS
84年の番組改編とグレード制導入に伴い、
短・中・長距離路線が整備され、
マイル界のトップを決める一戦として
84年11月に京都芝1600メートル外回りに創設。
トップクラスのマイラーにとって春は安田記念、
秋はここが最大のターゲットになった。
3歳馬は秋華賞や菊花賞ではなく
適性重視でここに照準を合わせるケースもある。
ナミュールは素晴らしい脚を見せてくれましたね。
乗り代わりという難しい状況で、
見事な騎乗を見せてくれた藤岡康騎手にも拍手です。