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cloudy
自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
幸福ブームはなぜ起きた
最近、「幸福ブーム」が起きているようです。
巷では「幸福」に関する本が売れ、「幸福」に関する本が次々と発売されているのです。
なかでもアランの『幸福論』が売れています。
どうやらブータンの国王が来日してからのブームのようですが、
ではなぜ人々は今、「幸福」に惹かれ、「幸福」を追い求めるのでしょうか。

「幸福」という言葉の意味を辞書で引くと、
「満ち足りていること。不平や不満がなく、たのしいこと。」などと出てきます。
「不平や不満がなく、たのしいこと。」これを単純明快に言えば、みんなが求めることといえるでしょう。

そこで考えたいのが「革命」です。
「革命」とは、まさに幸福(自由)を求める人々の行動といえるでしょう。
歴史を見れば、そこには成功・失敗という様々な「革命」のケースが存在します。

この「革命」の成功・失敗について、
アメリカの政治哲学者ハンナ・アーレントはこう定義しました。
「貧者のための革命は失敗する」(これについては、堀川哲著『世界を変えた哲学者たち』を読んでください)。
もちろんアーレントはこういう風には書いていませんが、エッセンスを取り出そうとすればこうなります。

ではなぜ「貧者のための革命は失敗する」のでしょうか。
それは、貧者にとって政治的な自由よりもパン一つを買うということのほうが重要だからです。
このことは、大富豪と一般人そして貧者では「幸福」の基準が違う、ということを示しています。

ですが、歴史を見てみれば「貧者のための革命」は繰り返されてきました。
そのことは、人々が幸福(自由)を求め続けてきたことを示しています。

上でも書いたとおり、「不平や不満がなく、たのしいこと。」はみんなが求めることです。
つまり幸福(自由)を求めることは人間の純粋な欲望といえるのです。

以上のことから、
「幸福ブーム」は人間の純粋な欲望によって起きた、こんなことを自分は言ってみたいと思います。


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