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自分の好きなこと、特にハロプロ関連の話題とテレビ番組の感想について多く書いています。
紙で出来た本や雑誌は滅びるのか?
竹書房が発行するアイドル雑誌『TopYell』が隔月発行になるそうです。
これまで月刊誌として発行され続けてきた雑誌の隔月化というのは、何とも寂しいものがあります。
近年、電子書籍が躍進を遂げ、紙で出来た書籍の売り上げが減少していることは紛れもない事実です。
では、紙で出来た本や雑誌は滅びてしまうのでしょうか?

アップルの「iPad」、ソニーの「Sony Tablet」、さらにはAmazonの「Kindle」など、
タブレット端末や電子書籍端末は色々な会社から多くの種類が発売されています。
紙で出来た書籍の市場が減少しているのとは反対に、日本における電子書籍市場は増加傾向にあるのです。

世界に目を向けると、アメリカのテキサス州では遂に紙で出来た本を置かない図書館が出来ました。
紙の本の代わりにあるのは、もちろん電子書籍でして、自分自身の電子書籍端末を持っていなくても、
図書館が2週間単位で電子書籍端末の貸し出しを行い、誰でも利用可能になっているといいます。
まさに電子書籍の時代の到来です。

では、紙で出来た書籍の価値はないかというと、そんなことはないでしょう。
これまでに200冊以上の著作を上梓してきた哲学者の鷲田小彌太さんは、
インターネットサイト「BOOKSCAN」のインタビューにおいて、以下のように語っています。

「iPadで読んでも勉強にならないよね。
本はね、寝転がって読んでも同じだけれど、だけど、本はやっぱり、ちゃんと開いて、
ノートを置いて、キーワードなり文なりを写していくという気持ちがあるとね、全然違う。」

ここで勘違いしないで欲しいのは、鷲田さんは電子書籍について賛成していることです。
そんな賛成派の鷲田さんをもってしても、紙で出来た書籍の価値を特別のものと認めているのです。

ここで紹介したい面白い事例が存在します。
それは、ワニブックスが発行するアイドル雑誌『UP to boy(UTB)』の事例です。
『UTB』は、1986年から発行され、現在まで発行が続く老舗アイドル雑誌です。
その『UTB』は、創刊時は隔月で発行されていましたが、
その後に毎月発行に移行され、さらにその後に隔月発行に戻されました。
この再度の移行には、時代の変化の中で紙面刷新を図ることに失敗したということがありました。
しかし『UTB』は、2011年に増刊号『UTB+』を創刊し、事実上の毎月発行へと戻ったのです。
つまり、この紙で出来た書籍の衰退期において、『UTB』のコンテンツ(内容)が再度認められたわけです。

このような事例から分かるように、
紙で出来た書籍が生き残る道は、コンテンツの価値を高めることだけだと思います。
鷲田さんのように紙で出来た書籍の価値を認める人が存在し、そしてその価値が向上し続ける限り、
紙で出来た本や雑誌が滅びることはない、といえるのではないでしょうか。


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